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日焼けしたまま光脱毛を受けるとどうなる?
これからの季節、暑くなってきて日差しも強くなり避けられないのが『日焼け』です。日焼けをしてしまうと肌の赤みが生じたり肌が黒くなってしまい、脱毛できるのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。今回のコラムでは、日焼けしたまま脱毛できるのかについて気になっている方に向けて、日焼けした肌に起こり得るリスクや対処法をご紹介いたします。光脱毛を受ける際の注意点についても詳しくご説明いたしますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
目次
1.日焼けは光脱毛の天敵?
2.日焼けしたまま光脱毛を受けるとどうなる?
3.光脱毛を受ける際の注意点
4.今回のまとめ
日焼けは光脱毛の天敵?
光脱毛が効果を発揮する仕組みに注目し、日焼けした肌への照射が危ないことについてご説明いたします。光脱毛は、黒や茶色などの「メラニン色素」に反応する光を肌に照射し、毛根部分の発毛組織に熱ダメージを与えることで、毛の再生力を弱めたり、毛を生えにくくしたりする仕組みです。つまり、「色の濃いものだけを狙って熱を届ける」というメカニズムが成り立っています。
では、なぜ日焼けした肌には危険なのでしょうか。小学生や中学生の時の理科の実験であったように、黒い紙に虫眼鏡をあてて穴を開ける仕組みと光脱毛の仕組みは一緒で、光は黒いものに吸収されます。日焼けをすると、肌表面のメラニン量が一時的に増加してしまいます。その結果、毛だけでなく肌にも熱が加わり、火傷や色素沈着などのリスクが生じてしまうのです。
日焼けしたまま光脱毛を受けるとどうなる?
光脱毛(IPL脱毛など)は、黒いメラニン色素に反応して熱エネルギーを発生させ、毛根にダメージを与えることで脱毛効果を発揮します。しかし、日焼けした肌もまた、メラニンが増加して黒くなった状態です。そのため、本来「毛」に集中するはずの光エネルギーが、肌の表面にも分散して吸収されてしまうのです。
結果、肌の表面が光を吸収しすぎて炎症や水ぶくれになることがあります。これは、肌内部の温度が急上昇するためで、軽く見えても二度火傷に近い症状になるケースもあります。また、ダメージを受けた肌は炎症後にシミや黒ずみ(色素沈着)が残ることがあるほか、逆に肌の一部の色素が抜けてしまい、白斑(はくはん)のような状態になることがあるため注意が必要です。
他にも、光の熱によってバリア機能が低下し、肌が乾燥しやすく敏感な状態に。これが長引くと、ニキビやかゆみなど二次トラブルにつながる可能性もあります。火傷や赤みがある場合は、まず冷やすことが最優先です。冷たく凍らせたタオルや清潔なタオルに保冷剤を包み、患部を冷やします(10分〜15分を数回繰り返す)。仮に水ぶくれや皮むけが出ても、潰したり剥いたりすることは避けてください。雑菌が入ると化膿リスクが高まる恐れがあります。あまりにも症状がひどい場合は皮膚科へ受診すると良いでしょう。
光脱毛を受ける際の注意点
日焼け以外にも、光脱毛を受ける際に注意しておきたい点をいくつかご説明いたします。まず、寝不足の状態だと肌のバリア機能が低下し、赤みやヒリつきが出やすくなります。普段より痛みも感じやすくなる場合も。そのため、前日はしっかり睡眠を取ることが大切です。
また、アルコールを接種することで体温が高くなるため、施術前の飲酒も避けるようにしましょう。加えて、美白サプリや育毛剤など、薬によっては逆に毛を生えやすくしてしまうものもあります。初めて飲む薬や飲んでいるものがある場合は、事前にスタッフに伝えておくと、サロン側も把握できるため相談しておくと安心かと思います。
他にも、先ほどもお伝えしたように光は黒いものを通って熱を加えるため、毛抜きや除毛クリームによる自己処理は避けていただいております。毛を抜いてしまうと黒いものがないので光が届かず十分な効果が得られないためです。剃毛をする際は電動シェーバーやカミソリで行うと肌への負担も少なく良いでしょう。
今回のまとめ
今回の記事では、日焼けしたまま脱毛できるのかや、日焼けした肌に脱毛をした場合の起こり得るリスクやその対処法、光脱毛を受ける際の注意点について詳しく解説していきました。暑い季節に日焼けはつきものですが、なるべく日焼けをしないようにこまめに日焼け止めを塗ったりするなどして気を付けていればそんなに心配することもないかと思います。オーシャンズでは細かい出力調整も可能なため、肌の状態が心配な方もご安心して来店いただけますと幸いです。無料体験も随時受け付けておりますのでまずはお気軽にご相談お待ちしております。最後までお読みいただき誠にありがとうございました。