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毛周期と脱毛の関係
最近では、女性だけでなく男性でも脱毛を始める人が増えてきました。正しい知識を得て効率よく脱毛していきましょう。
目次
毛周期とは?
毛周期とは、簡単にいうと毛の生え変わるサイクルのことで、大きく分けて4段階のサイクルで毛の生え変わりが起こります。
成長初期・後期
成長初期には新しい毛の準備期間で、毛を支える毛母細胞の分裂が始まる為皮膚の中での成長が進み、成長後期になると初期に始まった分裂が活発になります。そのため毛がさらに太く長く成長し、私たちの目に見える皮膚表面に出てくるようになります。
退行期
退行期では、成長初期→後期で成長した毛の成長が止まり、毛が抜け落ちるようになります。
休止期
休止期には退行期で抜け落ちてしまった毛がまた成長を始めます。このサイクルを身近な例で言うと例えば「髪の毛が勝手に抜ける」や「まつ毛が勝手に抜ける」などです。これらも毛周期が関係していて成長期を経た毛が休止期に入った為、髪やまつ毛が抜け落ちます。
部位別で違う毛周期について
毛周期は全ての毛穴が同じ周期ではなく、部位ごとにそれぞれ違う周期で行われます。
頭髪 → 2年〜6年
顔 → 半年〜1年半
ワキ → 1年〜2年半
太もも・膝下 → 半年〜1年半
腕・肘下・手の甲 → 半年〜1年半
VIO → 1年〜2年
このようにそれぞれの部位で少しづつ周期が違う為、脱毛を行う際は脱毛するのに最適な期間の平均をとって行う必要があります。
最適な脱毛間隔はいつ?
1番脱毛に最適な期間は「成長初期・後期」の間で1〜3ヶ月に1回のペースで行うのが、成長初期・後期のムダ毛が1番多いタイミングで脱毛できる為効果的だと言われています。
例えば部位別の毛周期に合った脱毛する間隔をまとめると、
顔 → 1〜2ヶ月
VIO・太もも・膝下 → 1ヶ月半〜2ヶ月
ワキ → 2ヶ月〜3ヶ月
このように、1番いい脱毛のタイミングが部位ごとに違う為、「今日はワキ」や「今日は足」のようにバラバラで部位ごとに脱毛するのがもっとも効果的ですが、複数箇所を脱毛するとなると何度も何度も通わなければいけなくて手間も掛かる為、部位ごとの平均をとって、1〜3ヶ月の間隔での脱毛をおすすめします。
そして、少しずつ脱毛の効果が出てきて毛が薄くなったり生えにくくなってきたりした時に脱毛する間隔をあけることで、さらに毛周期の長いムダ毛にも効果を出すことができます。
通う頻度を減らすことで「効果が薄まるかも、」といった不安がでてくるかと思いますが、間隔があいてしまっても効果が薄まることはありません。毛が生えてきても、その毛は皮膚下の未処理の毛穴から生えてきているだけなのであまり気にしなくてもいいものなのでそのまま脱毛を続けましょう。
もし、毛周期を無視して通ったらどうなる?
毛周期を考えずに無視して通ってしまうと、肌トラブルの原因になったり、「1年もかけて何回も通ったのに全然効果が出ない」というように十分な脱毛効果を得ることができなくなります。
なので毛周期を無視して通ってしまうことで効果が薄くなるどころか通った時間やお金が無駄になってしまいます。
そうならないために、脱毛サロンやクリニックでは毎回の脱毛で次回脱毛するのに1番いい期間を教えてもらうことができるので、その指示を無視せずに従うことがとても大切です。
今回のまとめ
・毛周期には「成長初期・後期」「退行期」「休止期」の4段階のサイクルがあり、「成長初期・後期」に施術を行うのが1番効果的
・全身を一気に脱毛する場合、全箇所の毛周期の平均の1〜3ヶ月の間隔での脱毛が良い
・脱毛間隔が空いても効果は薄まらない
・毛周期を無視せずにサロンやクリニックの先生の指示に従って通うのがオススメ